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門外不出⁈「リガーレ 酒粕レシピ」をご紹介いたします。 

2021年8月19日スタッフブログ

 残暑お見舞い申し上げます 和食調理課主任 大森です。 

 

 まだまだ暑い毎日が続きますが、                  皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

こんな毎日が続くと、冷たいビールや冷酒が欲しくなるのでは・・・と言うことで、今回はお酒の好きな方も、そうでない方にも、夏の奈良を更に楽しんで頂ける一品、“奈良漬け”の色んな味わい方をご紹介させていただきます。

 

 

 

 先ずは、奈良漬けの起源を簡単に説明致しますと・・・

 

 

奈良時代、中国から仏教と共に日本に来られたお坊さんが、酒作りの盛んだった奈良で漬けたのが始まりだとか・・・

奈良漬けの“奈良”は、地名より時代から名付けられた説の方が有力で、奈良県以外でも奈良漬けが作られている事からも、より信憑性はあるかと思います。

塩漬けした瓜などの材料を、酒粕に漬けて塩抜きしながら、何度も漬け替えて通常2年半~3年ほどで仕上げるそうです。これだけ手間と情熱がかけられているのですから、お漬物にしては立派なお値段なのにも納得ですね。

今の時期、夏バテ防止で鰻を食べる機会が増えると思いますが、うな重と奈良漬けの相性は、それは抜群です。

脂ののったうな重を一口パクリと食べ、合間に奈良漬けをパリパリと・・・至福の時間です。

少しアルコールが強いと感じた時は、スライスして置いておくと、味わいがマイルドになります。飲酒にならないの?と思われがちですが、よっぽどの量を食べない限り問題ありません。お昼のランチタイムでも、安心して味わっていただけます。

 

 

 

創業100年を超える、東向き通り商店街にある山崎屋本店では、奈良漬けサブレや奈良漬けアイスも販売されております。ばらまき土産に最適なきざみ奈良漬け(180g)小袋入り350円は、私のおすすめです。

 

 

 

 

ここからが、一番お伝えしたかったお話しになります。

 

奈良漬けを買うと、たっぷりの酒粕で覆われていますが、その酒粕は是非とも、洗い流さずに、お取り置きいただきたいと思います。

タッパー等に入れて、冷蔵庫で保存してもらえばかなりの日持ちがしますので、お魚の切り身やクリームチーズを24時間漬けて頂ければ、手間なくお店の味わいが楽しめます。

煮付けや煮物等にもお酒や味醂の代わりに、酒粕をスプーン一杯入れるだけで、他にはない味わいとなります

 

 

〈リガーレ粕漬けレシピ〉

 ◎酒粕4 田舎味噌1 白味噌1

 〇生肉や生魚を漬ける場合は、軽く塩を振って20分置いた後、表面の水分を

  キッチンペーパーで拭き取ってから、24時間漬ける。

 〇塩鮭やクリームチーズを漬ける場合は、そのままで良い。

ぜひぜひ、皆様のお料理レシピの幅を広げて頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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