空室検索

【令和4年度スタート】新年度スタートのご挨拶

2022年4月1日スタッフブログ

 

【令和4年度スタート】

ホテルリガーレ春日野

      

 

 

 

ホテル リガーレ 春日野 支配人の生嶋でございます。

日頃は、当ホテルをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

 

 当ホテルは、昭和46年10月に創立いたしまして、昨年は、50周年目の節目を迎えさせていただきました。これも偏に、皆様方のお陰と心より深く感謝申し上げます。

 

 

【佐保川桜まつり(川路桜(かわじさくら))】

 さて、当ホテルから徒歩で5分程に位置します佐保川では、昨年「佐保川川路桜まつり」が開催される予定でございましたが、残念ながら、新型コロナウイルス感染症予防のため、中止されることになりました。

今年は、3月26日~4月3日の間、開催が予定されておりますので、是非、お越しいただきまして、春を満喫いただければと存じます。(佐保川沿いは、通行規制がございませんので、ご自由に桜をお楽しみいただけます。)

 

 因みに、「川路」と申しますのは、江戸時代末期、奈良奉行所の名奉行「川路聖謨(かわじとしあきら)」が、東大寺周辺の景観整備を行う一環で桜等を植樹させ、現在では、樹齢170年程度の立派なソメイヨシノが数本残り、地元の方々により、管理が行われており「川路桜」の名で、奈良の桜の名所のひとつとなっております。

川 路 桜

 

 なお、この「川路桜」をはじめとした桜並木は、全行程が約5キロと、大変見ごたえがございます。

 

 そして、華やかに佐保川を彩った桜の花びらも、やがては散る時を迎え、「花筏」(はないかだ)となり、水面一面を桜色で染め上げ、また、違った趣のある春の風景を楽しませてくれます。

 当ホテルでは、レンタサイクルもご用意しておりますので、是非、足をお運びくださいませ。

 

【春日大社と奈良の鹿】

春日大社南門

 

 

 また、奈良と言えば、「大仏様」と「鹿」というイメージがお有りかと思いますが、今回は、「春日大社と奈良の鹿」について、お話をさせていただきたいと思います。

 

 春日大社の社伝によりますと、今から約1,300年前、奈良に平城京がございましたことは、既にご承知かと存じますが、この平城京を護るために、春日大社が祀られ(創祀され)ました。

 

 その時に、茨城県の鹿島神宮から、武甕槌命(タケミカヅチノミコト)という神様を、春日大社へお迎えされました。武甕槌命(タケミカヅチノミコト)は、白鹿にまたがって、茨城県から、奈良の御蓋山(三笠山)に来られたという伝説がございます。

 その時から、鹿を神の鹿「神(しん)鹿(ろく)」として、大切にされたことが、「奈良の鹿」の始まりと伝えられているということでございます。

 

歴史と文化の町奈良。3月には、春を呼ぶ東大寺二月堂の「お水取り」、6月には、奈良公園の鹿苑(ろくえん)での子鹿公開、8月には、古都奈良の夜をやさしいろうそくの灯りで彩る「なら燈花会」、10月下旬から11月中旬にかけては、奈良国立博物館での「正倉院展」等、奈良には、日本有数の世界遺産や四季を通じて数多くの伝統行事、イベントがございますので、今年は、是非とも奈良観光をお楽しみくださいませ。

 

 結びに、今年こそ新型コロナウイルスが一日も早く終息し、令和4年度が皆様方にとりまして、平和な年でありますように、心からお祈りいたしまして、年度当初のご挨拶とさせていただきます。

 

 今後とも引き続き、ホテルリガーレ春日野をご愛顧賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

 

スケッチ画協力【ぶらりすけっち奈良点描】 竹居 和彦 先生 作

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一覧へ戻る

top