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ならまちの魅力再発見!~歴史と文化の扉をひらく旅~ 歴史散策プラン

2022年10月13日スタッフブログ

9月26日(月)~27日(火)2日間の行程、無事に終わりを迎えることができました。

ありがとうございます。

今回で4回目となります歴史散策プランにご参加いただきました皆さま方にはこの場をお借りしまして、御礼申し上げます。

 

 

 今回は、幾度も奈良へお越し頂いておられますお客様には、新たなご発見を、また、初めてお越しくださいますお客様には、奈良の魅力に触れていただきたく企画いたしました。

 

1日目は 元興寺文化財研究所、服部先生を講師にお招きし、元興寺を中心に、ならまちの古代から近代までの歩み、寺社と信仰などとても貴重な講演をしていただきました。

その後、先生の案内でならまち散策にでかけました。

 

 

 

 

 

 

最初に訪れた元興寺では見事な萩のお出迎えを受けました。普段見ることができない貴重な昔の礎石、さらには柱にあるキズの話など何度も訪れていた元興寺さんですが、初めてのことがたくさんありました。

 

9月の終わりとは思えない程の暑さを感じる晴天でしたが、時より吹く風に秋を感じながら、一時間ほど、ならまちを歩きました。いびつなカタチの道や坂など地形の話になるとまるでブラタモリのようでした。長年研究をされている先生との散策はとても興味深いものとなりました。

 

奈良町資料館では、館長さんに庚申さんのお話しをしていただきました。軒先の赤い身代わり申、ぶらさげたくなりますね。ならまちのカフェ巡りも楽しいですが、このような案内をいただけると今までと違う目で散策の楽しみが増えます。

 

本日最後に訪れましたのが、西光院です。こちらは今回特別に拝観させていただきました。こちらでの先生のお言葉が心にぐっときました。

「1300年前のものはもちろん凄いのですが、1300年前のものを大切に守り、継承されてきたことがとても素晴らしいのだと。」

以前とある先生が話されたお言葉に「天平文化の数々の作品を今の技術などと比べるのではなく、あの時代だからこそできたものばかりで、あの時代にしかできない技術と作り手の想いだったのです。今はあのようなものをつくることはできないと。」

その大切なものを残してくださる方々がいたからこそ、今私たちは目にすること、感じることができるのだと、繋がった瞬間でもありました。

 

夕食は奈良の食材にこだわり、 大和まな、大和肉鶏、吉野葛うどんなどを使った、このプランにぴったりのメニューと、大和ほうじ茶や『大和橘』をデザートで楽しんでいただきました。

 

【大和橘とは】

『 菓子の祖 田道間守  ( たじまもり )』  が艱難辛苦の末、  常世の国から不老長寿の妙薬として持ち帰ったとされています。 万葉集には70首も詠まれております。またこの大和橘は絶滅の危機にありました。「なら橘プロジェクト」の皆様が守り、広めるために活動をされております。

大和橘の可憐な花

 

*詳しくは、ホテル リガーレ春日野スタッフブログ、もしくは

「なら橘プロジェクト」検索ください。

「なら橘プロジェクト」のサイトはコチラ

 

 

 

 

2日目は、「奈良まほろばソムリエの会」専務理事、鉄田先生の講演会で始まりました。

メディア出演もなさる先生のお話しは楽しく、奈良県を旅したような時間でした。まだまだ奈良は巡りたいところがたくさんです。吉野山の桜は先生のお話通り見事です。機会がございましたらぜひ!お越しくださいませ。

先生の案内で平城京跡歴史公園、平城京いざない館にでかけました。

ご参加くださった皆さま方は先生の説明をとても熱心にお聴きされていました。

 

昼食は当ホテルでご好評いただいております、蘇や醤などを使ったオリジナルランチ、

『古代食~あおによし~』をお召し上がりいただきました。

「しみじみおいしいシジミ汁」、「ガトー蘇しょこら」など古都奈良を楽しんでいただけるランチです。

 

 

午後は、新薬師寺→志賀直哉旧居→大安寺へ訪れました。今回特別なご案内をしていただけたことにとても感謝しております。

 

 

 

 

 

 

最後になりましたが、参加くださった皆様方に再度御礼申し上げます。

是非また、ゆっくり奈良にお越しくださいませ。

皆さま方にお会いできる日をスタッフ一同楽しみしております。2日間楽しいお時間をご一緒させていただきましたこと、ありがとうございました。

 

営業課  荒木聖代

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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