ホテルリガーレ春日野近隣寺院ご紹介「海龍王寺」
2022年11月3日スタッフブログ
皆様こんにちは、営業課料飲担当の萱村です。
現在、コロナ禍ではあるものの全国では旅行支援が行われ、奈良県では「いまなら。キャンペーン」で割引やクーポンでお得に旅行などを楽しめるようになって参りました。
いろいろと観光地なども考えられる中、奈良県内外問わずに当ホテル リガーレ春日野をご検討いただけますと幸いです。
お越しになられる際の参考までに近隣のお寺のご紹介をさせて頂こうと思います。
約1.5㎞の距離にあり、歩いて20~30分、バスで5分程の位置にある「海龍王寺」
天平3年(731年)海龍王寺は、遣唐使の留学僧として唐に渡った玄昉(げんぼう)が、一切経五千余巻と新しい仏法とを無事に我が国にもたらすことを願うため、また平城宮の東北(鬼門)の方角を護るために光明皇后によって創建されました。
玄昉が唐からの帰路、暴風雨に遭遇するも『海龍王経』を唱え無事に帰国を果したことにちなんで、寺号が海龍王寺と定められました。
玄昉は般若心経の流布や講釈にも熱心で、般若心経の写経も盛んに行われました。
皇后宮の北東隅にあったため古くは隅寺(すみでら)とも呼ばれたことから、「隅寺心経」と称される般若心経の写経が今も残されており、般若心経写経の原本として大切に保管されています。巷で行われている般若心経写経のお手本のほぼ100%が、海龍王寺に現存する「隅寺心経」。
いわば海龍王寺は、般若心経お写経の本家本元にあたります。
国宝「五重小塔」、重要文化財「西金堂」は、光明皇后宮内に残る唯一の奈良時代の建造物であり、宮廷寺院の伽藍を現在まで伝える貴重な遺構です。
また、令和4年度、秋季特別公開・十一面観音特別開帳もされており11月14日まで、期間中は限定の御朱印『龍驤虎視(りょうじょうこし)』を授与されています。(枚数制限があるようです)
来年、3月23日から4月7日までも特別開帳の予定になっていますので機会がございましたらお立ち寄りいただければと思います。
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